2015年春 冬からの逃避行。Part6 (熊本→門司港→下関→広島→尾道)
こんにちは!にんにん、にんじゃりです。
2015年春のひとり旅もいよいよ終幕。
最後の二日間のことを書きたいと思います!
熊本→門司港
天気に恵まれなかった熊本を脱出。
とりあえず、博多へ向かいました。
途中の鳥栖を通過。
これで九州をちゃっかり一周したことになります。
そして、再び博多に到着。
お土産なんも買ってなかったなーってことで博多でお土産揃えてしまいます。
明太子とか、とりあえず明太子とか買っときました。
どこの明太子も同じだろとか思いつつも一応、店員に聞いてオススメと言ってた明太子を買っときました。
博多を出て、門司港へ向かいました。
レトロな街並みが特徴的な門司港。
昔はきっと外国との交流が盛んだったんだなぁという雰囲気を漂わせています。
そんな、門司港でいただいたのはこちら。
ここ最近、とんこつラーメンしか食べていなかった自分にとってはとても美味しく感じられたし、たぶんとんこつラーメン食べてなくても美味しいと感じるカレー。
カレーのリゾットのようなものです。
ぜひ、ご賞味あれ。
あと、門司港には謎に…
黒いバナナマンがいます。
記念撮影どうぞ。
門司港→下関
この間は徒歩で行きました。
なんと、海底通路があるのです。
これで下関まで歩いていけます。
ちょっといきなりひび割れてそこから海水流れてきて死んだらどうしようとか思いつつ、ひたすら歩いてました。
すると…
来ました!海底の県境!
こっちは福岡!あっちは下関!
この一線を越えるとこの1週間巡った九州からさよならすることになる。
佐世保から始まり佐賀、福岡、大分、宮崎、鹿児島、熊本と一周したこの日々も過去の思い出となる。
この一線はすこし思い出のある一線になりそう。
その一線をこえ、しばらく歩き、地上についた。
ただいま本州。
…寒い。
2日前の鹿児島の暑さとの差がすごい。
本州が震えるほど寒いとは思ってもいなかった…。
寒いぞ、下関!!!
海の向こうに見える門司。
自分がいたあの場所はまだすこし暖かかったきがする。
海底通路の出口と下関駅が遠く、だいぶ歩くことに…
バス乗ればいいやんとか思うかもしれないが
旅の序盤の長崎で半分になった持ち金はもう3000円ほど。
4桁代であと2日過ごさねばならない。
もう、歩くしかなかった。
寒い、寒い、寒い…。
下関→広島
やっと、下関駅にたどり着く。
下関から広島までは乗り換えなしでいける。
おお。
だから、疲れすぎて爆睡してましたね。
景色も何も記憶にない…。
そして、広島にたどり着いた。
とりあえず、広島では…
広島焼きを食す。
広島駅内に広島焼き屋がたくさんあるのでそこでいただきました。
そして、もともと安く、さらに溜まっていたポイントも使うことで800円ほどで泊まれる宿を発見し、そこに宿泊。
そこでブラジルから留学してきて帰国する前に最後に日本を巡ってるという人と話しました。
そんな中で改めて感じました。
日本は素敵な場所、恵まれている場所だということを。
そんな恵まれている国にいる人、自分はそんな素敵な場所に釣り合う人なのかということを…。
ブラジルは地球の裏にある。
この人にとって、日本は自分はどう映っていたのだろうか。
恥じぬ日本人にならねば。
そう、改めて思いました。
広島→尾道
この旅、最後の目的地です。
思い返せば、初めてのひとり旅の時に尾道から海の向こうへ渡りました。
懐かしい。
今回は海の方ではなく、逆サイド。山の方へ行ってみました。
まずは…
尾道ラーメン。
どこのラーメンが一番美味しかったですか?
と言われれば、尾道ラーメンと答えるでしょう。
たった550円、600円ほどで食べれるラーメンとは思えない美味しさ。
尾道へ来たらぜひ食べて欲しい一品。
尾道ラーメンを食し、山の方へ。
残金は600円。
ロープウェイには乗れなかった。
だから、歩くしかなかった。
でも、歩いていると発見はたくさんある。
猫。猫。
もちろん本物の猫もいました。
他にもいろんな名言があったりと、歩いてみないとわからないことがたくさんありました。
きっと、色んな発見があると思います。
そして、この日はなんの日でしょうか。
3月11日。東日本大震災があった日です。
そして、東北から遠く離れたこの尾道でも…
東北に対してアクションをしていました。
この時は東日本大震災が発生して4年経った日でした。
海は綺麗です。
でも、その海が時として悪魔になります。
それがいつなのかはわかりません。
そして、悪魔に攫われた命は二度と帰ってきません。
そんな命に対して自分たちが出来ることは
行動すること、そして、忘れないこと。
忘れないから行動できる。
行動するから忘れない。
このブログで何度も言ってきたことです。
でも、何度でも言います。
その災害が発生した後、情からか、いろいろ想い、行動し、そして終わる。被災していな人たちはそれで終わる。でも、現地の人たちはまだ終わっていない。
何かをしたいのなら、最後まで、少しでも、何かをし続けていくべき。記憶の隅にでも忘れずに置いておくべき。
3月11日。この日を覚えておいてください。
また、この旅で多くのことを知れました。
お金はなくなったし、風邪もひきました。
歩きすぎて疲れました。
それでも、旅は楽しい。
最初にあったモヤモヤはいつの間にか消えていた。
旅は楽しい。
だから、何度でも旅をしたい。
長崎、佐賀、福岡、大分、宮崎、鹿児島、熊本、山口。制覇。
47都道府県制覇まであと少し。
冬からの逃避行編終幕。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
以上、にんじゃりでした。